受験は計画が一番大事だという話をしよう

皆さん、受験勉強頑張ってますか?

今日は「受験は計画が一番大事」という話をします。

計画が無いままの受験勉強は、地図とコンパスを持たずに冒険に出るようなもの。
どれだけ頑張って足を進めても、たどり着いた場所は目的地の真反対だったら意味はありませんね。

計画の重要性をしっかりと受け止めて、自分自身の目標のための戦略を練り上げてください。

1.計画とは?

計画ってそもそも何でしょう。

たとえば5カ年計画とかいう言葉は聞いたことがあると思います。

会社とか、行政とかで何とか計画ってよく作っていますよね。
例えば国が作っている計画で検索すると、こんなものが出てきます。

科学技術基本計画
エネルギー基本計画
防災基本計画

ぱっと見では、難しそう、とっつきにくいかなというものです。
でもさくっと読んでみると共通している事柄があります。

それは、

  • 現状
  • 課題
  • 目的
  • そのための行動
  • 行動の期限

が書かれているということです。

つまり、目標が何か、そのために何をいつまでにどうするのかということを書いたものが計画なんですね。

point
計画 = 目的を達成するために何をするかの道筋を考えたもの

2.受験の計画とは?

では、計画の考え方を受験に当てはめるとどうなるか。
先に挙げた要素を順番を入れ替えて書いてみます。

  • 目的 → 志望校合格
  • 現状 → 自分の学力
  • 課題 → 志望校のレベルと自分の学力のギャップ
  • 行動の期限 → 受験の日
  • そのための行動 → 日々の勉強をどうするか?

こうやってみると分かりやすいと思います。
むしろ、考えなくてどうするんだろうというレベルじゃんという気がすると思います。

何なら「それくらい考えてるよ。当たり前じゃん」という人もいるでしょう。

でも考えているだけでは駄目なんです。

考えているだけじゃ計画ではありません。

計画として目に見える形にしなければ、意味が無いんですね。

point
計画 = 目に見える形にしたもの

3.なぜ計画が必要なのか?

計画として形にするということは、先に挙げたような要素を整理して、目に見えるモノに具現化するということです。
それが必要な理由は2つです。

計画とは人を動かすためのもの

なぜ計画を作るかというと、人に動いてもらう必要があるからです。

国や会社などたくさんの人間が関わるところでは、一人一人が「これからどうしよう」と考えていてはなかなか前に進みません。
誰もが目に見えてわかる形で「これからこうしましょう」という計画を見せることで、「そういうことなら、それに向かって頑張ろう」という方向性が生まれます。

そのためには、言うたびにコロコロ形や内容が変わる「考え」では話になりません。
考えなんて流動的で、その時その時で変わって当たり前ですからね。

はっきりと形にして示し、「こうしたいので動いてください」というのが計画なんです。
つまり人に動いてもらうために必要なものなんですね。

勉強とか受験は自分でやるものだから、別に計画なんて必要ないと思わないでくださいね。

一番動いてもらうのに大変な人って誰か知っていますか?

自分です。

気持ちがいつも揺れ動いて、面白そうなテレビやゲームがあるとついそっちに時間を使ってしまう自分に、受験という長い道のりを進んでもらわないといけないんです。

point
計画 = 自分に動いてもらうために必要なもの

目的を示す地図になるもの

よく聞く言葉で「無駄な努力」というものがあります。

受験に関して、合格しなければ全ての努力は無駄だと言っていいでしょう。

(人生に関して言えばそうとも言えませんが、あくまで受験に関して・・・)

それに受験が人生の全てではありません。
他にも大事なことや、楽しいことは山のようにあります。

でもそのために使える時間は有限です。
その有限の時間の中で、勉強に時間を割かないといけないんですね。

最短ルートで合格したくありませんか?
できるだけ短い時間で、効率よく勉強したくありませんか?

そのために必要なものが計画です。
あらかじめ目標とそのために必要な行動つまり努力の内容が見えていれば、それだけをやればいいわけです。

つまり計画とは、目的地までの最短ルートを書いた地図ということです。
どこかへ出かける際に、地図を持たずに行くのと、行き道を書いた地図を持っているのとでは、どっちがいいかは明らかですよね。

更に言えば、グーグルマップのような最新の正確な情報で最短ルートを示してくれる地図があればベストですよね。

point
計画 = 最終目的地と最短ルートが書かれた地図

4.計画がない勉強はどうなる?

ここまで読んで貰えれば、簡単にイメージが湧くんじゃないかと思います。

計画がないまま勉強すると・・・

  • 目的地(受験なら志望校合格)にたどりつかないかもしれない。
  • 遠回りする可能性が高い
  • 努力が無駄になる可能性が高い

どうでしょうか?

れでも計画なしに受験しますか?

勉強が趣味という人なら、行為そのものが目的でもあるので計画は無くてもいいかもしれません。
でもほとんどの人はそうじゃないですよね。

志望校に合格するのが目的。
努力・勉強はそのためにやるものだから、出来るだけ最小限度で効率よく済ませたい!

そう考える人の方がきっと多いでしょう。

少なくとも僕はそうでした。

だから計画が大事なんです。計画を持ちましょう!

point
計画のない受験はありえない。計画を持とう!

5.まとめ。さあ、計画を持とう!

勉強することは勿論大事です。
しかし勉強の効率を高め、最短で目的を達成するためには、計画を持つことがまず一番大事なんです。

その理由はこの記事に書いたとおりです。
以下にまとめます。

まとめ

  • 計画 = 目的を達成するために何をするかの道筋を考えたもの
  • 計画 = 目に見える形にしたもの
  • 計画 = 自分に動いてもらうために必要なもの
  • 計画 = 最終目的地と最短ルートが書かれた地図
  • 計画のない受験はありえない。計画を持とう!

 

さて、計画を持つことの重要性を理解したら、次はどうやったら計画を作ることができるのか?ということを考えないといけません。

このことについては、次の記事で書こうと思います。

それでは今日はこれで失礼します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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